昔はどうやって洗濯していたか

yukata

日本は、世界で最も大勢の人々が和服を着ているはずですが、大多数の人たちは、一生に数度着用するかどうか。女性で結婚式に和装を選択しなければ着ない可能性もあります。私は、男子、55歳ですが故郷を離れて暮らしていますので、浴衣(ゆかた)以外の和装は自宅にはありません。10年ほど前かな、娘と浴衣で夏祭りへ行ったのが最後です。
そういえば、浴衣も立派な和服ですから、温泉宿に宿泊すると着るチャンスがありますね。どんどん思い出しました。指宿温泉で砂風呂やりました。浴衣でした。
最近、正絹の和服を、クリーニング店で扱ってくれるようになったそうですが、時期遅しですね。数十年前なら需要はあったのでしょうが、現代では、限られた地域でしか見ることができない姿です。

 

クリーニング店が扱わなかった頃はどうやって洗濯していたかご存知ですか?
分解するんですよ。洗って、また仕立て直すのです。私が少年だった頃は、家でもやっていましたし、登下校で、近所の庭などで見かけました。「洗張(あらいはり)」と言うんです。分解するので、原型を変えますからクリーニングの範疇ではなかったのです。実際、和服を洗濯して戻ってくるまでの作業は分業されていて、別の職人の手をたらい回しにされたのです。費用は驚きますよ。Wikipediaによると、現在の相場は、分解して洗う「洗張」が12000円、「仕立て」が38000円です。つまり、5万円以下の普段着なら、使い捨てということ?ではありません。この手間は昔も今も変わらないとして、そんな、ほとんどの日本人が来ていた和服に大金をかけてメンテナンスなんてするはずありません。自分でやったのです。ところが、誰でもできることではありませえんから、数年に一度程度でしょうか、「洗う」のは。「ベンジン」と言う衣料用揮発油があって、それで、超簡単なドライクリーニングをしていたのです。「染み抜き用ベンジン」です。端切れでタンポ(布の切れ端で小さなテルテル坊主を作ります。)を拵(こしら)え、それでポンポンってな具合で、汚れたところだけを染み抜きしたのです。ベンジンで油分汚れ、水で水性汚れ。スーツなどの毛織物もそうですが、正絹など、動物性繊維織物は基本的に水では洗わないのです。ウールが痛む原理とシルクが痛む原理は違いますが、水で洗ってしまったら元の形に戻らないのです。
正絹も著しく縮むので、文字通り、洗ってから、ピンと張って乾かします。糊(デンプンからゼリーまで多種多様)付けし、乾いたら、コテ(アイロン)を当て、仕立てます。張りで強制的に縮むのを防いでいますが、逆に伸びます。ですから、寸法が変わります。

 

和服に、下着をつけない派のあなたに

 

着物や浴衣を着るときには、下着をつけない。西洋下着がない時代につくられたのが和服ですから、パンティやブラをつけないという女性も多いようです。ただ、その場合、VIOラインがきっちりと処理されていると美しいですよね。日頃から和服を着こなし、かつ下着をつけないという人には、VIO脱毛はおすすめです。
VIO脱毛を40代でやっても恥ずかいない!?
http://www.xn--40-583ancxb5g0cv565aeryctu3b.com/

 

※ なお、VIO脱毛は、エステによって、デリケートゾーン脱毛やハイジニーナなどと呼ばれることもありますので注意くしてください

浴衣(ゆかた)は普通に洗濯できる和服

和服は、初めから分解されることが前提で仕立てられています。つまり、糸が抜けるように縫います。ですから、本来の和服は、ミシン縫いができないのです。下糸と上糸で縫うやり方では、糸を抜けないことはありませんが、高価な生地を傷めますので、手縫いです。「和裁」ですね。

 

saihou

私が小学生低学年だった頃、手術し、入院したことがあります。ベッドの横で養母が木綿綿の反物を私の体を見て裁断し、その場で浴衣を縫ってくれました。鉄腕アトムの柄がプリントされていました。結婚して生まれたばかりの子供と一緒に大阪へ帰ったとき、「俺たちの浴衣縫ってくれん?」といったら、翌日に、妻、私、子供の浴衣を縫ってくれてありました。今あるのがその浴衣です。当時の女(敢えて、おんな)は皆、縫えたのです。私も縫えますよ。

洋服はたとい、スカート、パンツでも、立体裁断です。要するに曲線に裁断してパーツを作りに縫い合わせます。和服には一切曲線はありません。しかも、反物の縦裁断は可能な限り行いません。幅が決まっていて、それで縫うのです。丈は、大人男ものに限り身長に合わせますが、女性、子供は身長よりずっと長いのです。幅は縫うときに多めに縫い代を取ったりして調節します。ですから、女性は、浴衣でも、帯が最低2本必要なんです。丈調節用と外帯です。既に半分ぐらいの女性が知らないでしょうね。
直線だけで作られているので、「洗張」が可能なのです。どんなに高級な着物でも同じです。時代劇などで、反物屋さんに町娘が流行りの反物を求めているシーンがあります。「服屋さん」が存在しなかったのです。生地だけを選ぶのです。
私が小学時代は、パジャマはなかったです。(世間にはありました。)だから、毎朝起きたら、はだけてしまって、体に紐(帯)だけしかないのです。その姿を家の者が見て、「お前、死ぬで。」と言ってました。寝相が悪くて、自分で首を縛るかもしれないからです。命懸けで眠っていました。
晒木綿(さらしもめん)で縫われた浴衣が寝巻きでした。洗濯は、普通にできます。正絹だけが困るので、木綿は問題なかったのです。洗濯された寝巻きは、糊がパリパリで、腕を通すと、腕の形だけ剥がれて、ストローみたいな状態でした。この日から2、3日は裸にならないで眠れるのです。命の安全が確保されているので、安心してグッスリ眠れました。
この寝巻きは洗濯機で洗濯していました。当時は、もうどこの家庭にも洗濯機は普及していました。ただし、脱水機はなかったので、耐久力のある衣類だけは、ローラーを通して絞っていました。

VIO脱毛

更新履歴